サボテン アズテキウム 花籠 アズテキューム リッテリ 実生 Aztekium ritteri seedlings seeds 私的実生考

サボテン アズテキウム 花籠 アズテキューム リッテリ 実生 Aztekium ritteri seedlings seeds 私的実生考

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(2016年 12月15日実生分)

他のサボテンの実生とは少し異なる性質を持つ花籠について気付いた事がいくつかありますのでここに書きます。

 

実生の季節としては一般的に初夏が良いとされていますが、場合により少々温度が上がり過ぎる時があります、これが花籠の発芽率を下げてしまう要因の一つではないかと考えています。確実にそれなりの発芽率を得たければ冬場にサーモスタットを使って温度管理するのが良いと思います。

(私の場合は冬場の実生の方が初夏の実生より明らかに成績が良いです。)

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個人的な見解ですが温度は18℃~28℃が適温のような気がします30℃~35℃、30℃代はもしかしたら花籠の発芽にとっては高温なのかもしれません。

18℃~28℃と開きのある温度を言ったのは、経験上温度差を付けた方が良い結果を得られたからです。「日が昇れば気温が上がり、日が沈めば気温は下がる」自然界の摂理をみても当然のことですし花籠の発芽にも温度差は必要と考えてます。

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用土に関しては特に「この種類を使った方が良い」というのは無いと思いますが、花籠の種子そのものが1ミリない小さいものなので用土と用土の隙間に落ちない程度の細かいものをお勧めします。私はその年により赤玉土鹿沼土ピートモスを使ってますが発芽に差はありません。赤玉土鹿沼土の表面にピートモスを少量蒔いておくのも一つの手かもしれまさん。

ピートモスの単体使用は実生を開始して半年~1年で用土表面から5ミリくらいの厚さで硬化し、乾燥すると反り返るといった厄介な現象が起きますので、赤玉土鹿沼土に植え替えなければいけなくなります。出来ることなら花籠は2年位は植え替えしない方が無難です。(植替え時、植替え後に株数を減らしてしまう事もあります、私もかなり泣かされました。)

 

殺菌等で使用する薬品ですが これが発芽率を上げるか下げるかの決定的な分かれ道だと思っております。

一般的には種子をベンレート等で殺菌して薬液が残ったら実生時に腰水に入れカビ対策をしたりしますが、花籠の場合はハッキリ言って薬品を混ぜた腰水は発芽率を下げます、「発芽しないとは言いませんが明らかに発芽率を下げます。」例えば100粒蒔いても10粒発芽しないでしょう。(注:ベンレートがダメと言ってるわけではありません、処理方法と使い方が問題だと思います)

私の場合は種子を「無水エタノール」に数秒(20~30秒)浸した後、流水でよく流し一夜水の浸しておきます、(この時私の場合はインスタントコーヒーのドリップパックを使用しています、種の管理が容易です。)

用土の殺菌に関しては熱湯をかけるだけですが、今までカビの発生は一度もありませんでした。

 

光に関しては植物育成ランプを2灯 1日8時間使用しています

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発芽してしまえば それほど強い光は必要ないと思います

発芽までは(実生開始から十日間程は)ある程度、光量の要求はあるようです

発芽に光は不可欠です。

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(2016年 12月15日実生分)

 

花籠は発芽さえすれば、かなりの強健種なので我々人間側がよほどの失敗・手違えをしない限り枯れる事はそうそうないでしょう。

 

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